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L-CRIP

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リリースノート

概要

「L-CRIP(エルクリップ)」は、個人信用情報照会パッケージソフトウェアです。

住宅ローンや家賃保証契約時の審査、クレジットカード入会時・途上与信時の審査、割賦販売の契約時の審査など、個人信用情報機関の情報を基にした個人向けローンの審査業務に必要不可欠なシステムを短期間で構築いたします。

2002年の発売以来、金融機関・ノンバンクを中心に多くご導入いただいております。個人信用情報機関(KSC、CIC、JICC)とのセキュアな一括接続を実現し、照会・登録といった個信業務の自動化を望む審査担当者のニーズに応えるとともに、審査業務の省力化・効率化を実現します。

導入メリット

■審査能力向上への期待

個信に係わる豊富な機能をご活用いただくことで、審査スピードの向上、審査精度の平準化、ヒューマンエラーの防止に貢献します。

通常の業務で使用しているPCとWebプラウザで複数の個人信用情報機関への照会情報入力、回答結果確認、取消・訂正などがワンストップで行えます。 また、独自の審査ロジックによる判定結果で審査精度を平準化。審査官のスキルに依存しない審査を実現します。必要な情報を的確に参照でき、見誤りなどのヒューマンエラーを防止します。

■経験に基づくサポート充実

経験豊富なソリューション専門チームが、これまで積み上げた経験と個人信用情報機関とのチャネルを駆使して、お客様の業務をトータルサポートします。

■システム変更の対応も安心!

各種法制度改正や個人信用情報機関のシステム変更(サービス追加など)にも随時対応するため、お客様の負担を軽減します。

■システム連携可能

L-CRIPをお客様システムの一部品として組み込むことが可能です。多くの導入実績があり、信頼性の高いパッケージであるL-CRIPをご利用いただくことで、短期間で安定したシステムを構築できます。

さらにアプリケーションからの回線制御、運用画面からの回線・システム制御に対応。運用業務の負荷も軽減します。

L-CRIP システム連携可能 L-CRIP システム連携可能

特長

豊富な導入実績のあるパッケージソフトウェアです。導入経験に基づく多彩な機能を提供します。

■必要な機能のみを選択可能

  –それぞれの機能を個別にオプション化し、お客様のニーズに合致した段階的なシステム構築が可能なため、過剰な投資を抑制することが可能

■個信審査のスピードUPや平準化、自動化を実現する機能を用意

  – 1回の入力で複数機関(KSC、CIC、JICC)への照会が可能

  – 照会結果は、独自判定ロジックによるシステムコメント入りの1画面に集約

  – サマリー情報をインタフェース連携により上位システム(受付・審査システム等)へ連携可能

  – 個人信用情報機関から回答される類似情報をもとに自動で類似再照会・サマリー情報の集計が可能

  – 複数機関の照会結果をもとに10段階のランクを自動で判定

  – 個人信用情報機関への登録・報告用ファイルの自動伝送が可能

 ※お客様のご要望にもとづく機能拡張にも柔軟に対応します。

活用イメージ

-住宅ローン審査

-クレジットカード審査(新規入会/途上与信)

-リース契約審査

-後払い決済審査

-家賃保証審査

-個品割賦

-その他個人向けローン

課題解決例

L-CRIPを活用いただくことで、次のような課題を解決します。

1. 個人向けローンの新商品開発に伴い案件数が増大

新商品の発売に伴い案件数の増加が見込まれているが、個信システムの老朽化による審査業務の遅延や、現在の審査体制(人員)の限界もあり、見込み案件を処理することができない。

2. 度重なるシステム改修により多額のコストがかかる

業界の自主ルール策定や、個信機関の仕様変更、基幹システムの更改、新サービスのリリースなど、度重なるシステム改修により多額のコストがかかる。

3.件数が少ないから専用端末で十分と思っていたが……

照会件数が少ないので、個人信用情報機関の専用端末で十分だと思っていたが、実際には業務効率が悪いことがわかった。

4.個信審査の自動化を実現したい

個信審査をより簡単に、スピーディに行いたい。

その他

※改正貸金業法/改正割賦販売法対応

※個人信用情報機関の各種サービスにも順次対応

例)情報交流(IDEA)、反社会的勢力情報(CICのクレジット保安照合サービス) ほか

関連サービス

通信機能

L-CRIP通信機能は、すべての個人信用情報機関とのセキュアな一括接続を実現します。
既存の受付・審査システムは残したまま、ゲートウェイシステムとしてL-CRIPを導入することにより、
個人信用情報機関との照会業務が可能になります。

■基本機能

各個人信用情報機関(KSC、CIC、JICC)への接続機能

■オプション機能

受付・審査システムとの連携は、複数のオプションから選択できます。

Gatewayオプション(API連携)

  • 受付・審査システムとL-CRIPとの照会・回答情報授受をAPIを用いたソケット通信で行います。
  • 複数機関の一括開閉局が可能です。
  • 複数の上位システムへの電文振り分けが可能です。

 

DataBaseインターフェースオプション(データベース連携)

  • 受付・審査システムとL-CRIPとの照会・回答情報授受をデータベースを介して行います。
  • 自動スケジューリング機能により、各機関への開閉局等の制御が不要となります。
  • 機関毎に異なる文字コードを変換しデータベースに登録します。

照会機能

L-CRIP照会機能は、通信機能と組み合せることにより、通常の業務で使用しているPC&Webブラウザーで、複数機関への照会業務を簡単に実現します。
また、一見するだけではわかりにくい回答情報をサマリーし画面表示することで、審査業務の効率アップに貢献します。

■基本機能

各個人信用情報機関(KSC、CIC、JICC)への照会機能

  • 複数機関への照会情報入力・回答結果をWeb画面に表示します。
  • 照会記録の取り消しが、 Web画面から可能です。
  • 回答結果や照会実績などの印刷が可能です。
  • IDやパスワードによる権限管理が可能です。

 

改正貸金業法・改正割賦販売法にも完全対応

  • 貸金業法対応:総量規制に対応したロジックを実装

  • 割販法対応:支払い可能見込み額を自動計算するロジックを実装

■オプション機能

外部信用情報判定オプション

  • 各機関から回答された大量の情報を集計処理。
  • 本人判定、ネガポジ判定、重複判定などを実施し、年間返済額、総借入額などを自動的に算出します。

 

外部信用情報判定インターフェースオプション

  • 受付・審査システムとのサマリー情報のやりとりをデータベース経由で実現。
  • 回答書/判定資料のURL連携を実現します。

 

外部信用情報判定Web APIオプション

  • 外部信用情報インターフェースオプションと連携し、受付・審査システムとのサマリー情報のやり取りをWeb APIを使用して実現します。

 

自動ランク判定オプション

  • 外部信用情報判定オプションで集計された情報からランクを判定し結果を画面に表示。
  • 外部信用情報判定インターフェースオプションとの併用でデータベースを介したランク結果の連携も可能です。

 

※受付審査システム・ローン審査システムなど、他社パッケージ製品との連携も対応できます。
※お客様の審査基準に合わせたシステム開発にも対応できます。

【課題解決例1】 個人向けローンの新商品開発に伴い案件数が増大

新商品の発売に伴い案件数の増加が見込まれているが、個信システムの老朽化による審査業務の遅延や、現在の審査体制(人員)の限界もあり、見込み案件を処理することができない。

■L-CRIP導入前の課題

  • 審査部門の増員や体制の強化をしたいが、社内に余剰人員もいない。
  • 審査官を育てるには時間がかかる。
  • 現在のシステムでは、老朽化が進んでいるため個信審査に何十分もかかる。

■L-CRIPによる対策

審査速度および審査精度の飛躍的な向上を実現

全ての情報を目検で審査する従来の方法から脱却し、必要な情報をピンポイントで目検するL-CRIPを採用することで、審査速度が飛躍的に向上します。
また、不要な情報を見る必要がなくなるため、人的ミスの防止につながり、審査制度も向上します。
さらには、L-CRIP独自の審査ロジックにより、審査の標準化が可能になります。

■L-CRIP導入の効果

  • 審査速度が飛躍的に向上した結果、新商品開発に伴う案件数の増加にも対応できるようになります。
  • 不要な情報を目検審査する必要がなくなり、審査精度の向上につながります。

【課題解決例2】 度重なるシステム改修により多額のコストがかかる

業界の自主ルール策定や、個信機関の仕様変更、基幹システムの更改、新サービスのリリースなど、度重なるシステム改修により多額のコストがかかる。

■L-CRIP導入前の課題

  • 受付・審査システムについて、個信(外信)の機能を個社別に開発して実装しているため、個信機関側の仕様変更や新サービスへの開発の度に対応コストが高額になってしまう。
  • ホストにて個信(外信)の機能を実装しているため、個信機関側の仕様変更や新サービスへの開発の度に対応コストが高額になってしまう。

■L-CRIPによる対策

パッケージベースで今後の個信機関側の仕様変更に柔軟に対応

受付・審査システムの個信機能を外出しし、基幹システムの個信機能についても外出ししてオープン化を行い、L-CRIPパッケージに個信の機能を集約することで、個信機関側の仕様変更に柔軟に対応することが可能になります。

■L-CRIP導入の効果

  • 汎用的な個信機能をパッケージで実装することで、個信機関側での仕様変更についても個社別での開発が不要となり、将来的なランニングコストや開発負荷も軽減できます。

【課題解決例3】件数が少ないから専用端末で十分と思っていたが……

照会件数が少ないので、個人信用情報機関の専用端末で十分だと思っていたが、実際には業務効率が悪いことがわかった。

■L-CRIP導入前の課題

  • 個人信用情報機関毎の専用端末に照会情報を入力しており、入力作業に手間がかかっている。
  • 回答情報は紙で管理する必要があるので大変。

■L-CRIPによる対策

業務もデータ管理もすっきり一元化

L-CRIPの入力画面でキー入力をすることで、複数機関への照会を一括で行えるようにします。
すべての回答情報はデータベースに蓄積され、管理を容易にします。

■L-CRIP導入の効果

  • 1度の照会情報入力で複数の個人信用情報機関への照会が可能となり、業務効率が格段にあがります。
  • 回答情報がデータベースに蓄積されるので、ペーパーレス化を図れます。

【課題解決例4】個信審査の自動化を実現したい

個信審査をより簡単に、スピーディに行いたい。

■L-CRIP導入前の課題

  • 自社で蓄積した情報や担当者の経験で行っている審査を、もっと簡単に、スピーディに行いたい。
  • 諾否判断の基準とその結果分析ができていない。

■L-CRIPによる対策

  • L-CRIPの自動ランク判定機能を使用して、個信情報をもとに自動で諾否判定を行えます。

■L-CRIP導入の効果

  • 照会の自動化により、さらなる審査速度と精度の向上ができます。
  • 将来的には、分析データとしての活用が可能になります。

導入事例

株式会社北日本銀行 様

  • 個人信用情報照会
  • L-CRIP

京都信用金庫 様

  • 個人信用情報照会
  • L-CRIP

浜松いわた信用金庫 様

  • 個人信用情報照会
  • L-CRIP

セミナー

現在、対象のセミナーはございません。

動画

現在、対象の動画はございません。

コラム

現在、対象のコラムはございません。

FAQ

申込から利用開始まで、どれくらいの期間がかかりますか?

標準機能をご利用の場合、ご発注後2週間程度でパッケージメディア(CD)を納品いたします。 なお、L-CRIPのご利用にあたっては、別途、個人信用情報機関への加盟登録と回線敷設、各種試験のため4ヶ月程度必要となりますので、注意が必要です。

課金単位・料金体系をおしえてください。

パッケージソフトウェアのライセンス料金はインストール単位で必要となります。料金はサブスクリプション型(年額利用料)でご使用期間に応じてお支払いいただきます。

事前にL-CRIPの仕様を確認したいです。マニュアルを開示いただけますか?

各種マニュアルをご用意しておりますので、ご発注後にパッケージメディア(CD)へ同梱してご提供いたします。

動作環境をおしえてください。

以下ページをご参照ください。

https://www.seiko-sol.co.jp/products/credit_info/credit_info_requirements/

IDEA(新三機関交流)にも対応していますか?

詳細はお問合せください。

問合せ先はこちら

導入支援サービスはありますか?

パッケージソフトウェアの現地導入や各種テスト時の立会いなど、導入支援メニューをご用意しておりますので、詳細はお問合せください。

問合せ先はこちら

自社システムとの連携はできますか?

以下の連携方法をご用意しております。

・DB(SQL Server/Oracle)

・画面(HTTP/HTTPS)

・WEBAPI(JSON)

ご要望に応じて、個別対応も可能ですので、詳細はお問合せください。

問合せ先はこちら

AWSやAzureなどへの導入は可能ですか?

弊社製品のサポートについては、OSやミドルウェアに対する弊社製品サポート内容に準じておこないます。

AWSやAzure等クラウド上での弊社製品個別の動作確認は実施しておりませんが、クラウド上で動作しているOSおよびミドルウェアが、弊社製品対応のものであれば、弊社製品のサポート対応をいたします。

なお、クラウド環境固有の問題と考えられる障害が発生した場合には、お客様にOSネイティブ環境での障害の再現確認・関連作業等をお願いする可能性があります。

サポート時間およびサポート内容をおしえてください。

受付・対応時間:弊社営業日 9:00-17:00

対応内容:

・電話、メール等により必要な技術情報を提供し、障害の解決又は一時回避をサポートします。

・弊社仕様によるプログラム修正等のためのバージョンアップ版(PTFを含む)を随時のリリースにより提供します。

資料ダウンロード

お問い合わせ

動作環境

L-CRIPのプロダクト構成、対応OS/DBは以下の通りです。

■プロダクト構成

 

プロダクト名 通信機能 照会機能
API連携 DB連携 Web照会 DB連携 URL連携 API連携
L-CRIP 通信機能・BASE
  Gatewayオプション
  Databaseインターフェースオプション
L-CRIP 照会システム・BASE
  外部信用情報判定オプション
  外部信用情報判定インターフェースオプション
  外部信用情報判定Web APIオプション
  自動ランク判定オプション

 

※詳細につきましては、お問い合わせください。  ◎:必須   ◇:選択可能

 

■対応OS/DB

 

プロダクト名 対応OS 対応DB
Windows Linux SQL Server Oracle
L-CRIP 通信機能・BASE
  Gatewayオプション
  Databaseインターフェースオプション
L-CRIP 照会システム・BASE
  外部信用情報判定オプション
  外部信用情報判定インターフェースオプション
  外部信用情報判定Web APIオプション
  自動ランク判定オプション

 

※詳細につきましては、お問い合わせください。  〇:対応

 

※詳細なOS対応状況については、OS対応表よりご確認ください。

 

■対応センター
3機関(KSC、CIC、JICC)への接続に対応しています。

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